タロット「ワンド9」ですね。
「ワンド9」は普通のカードとは趣が違います。
8本のワンドは牢屋のように、背水の陣。
男は頭を包帯で巻いて、ワンドを杖のように倒れそうです。
殿(しんがり)という言葉を知っていますか?
主を救うために、部下が敵の追従に妨害するのです。その隙に主が安全な場所に脱出する。
まさに命がけの使命です。敵は10万の大軍。こちらは1万。
負けるのは必須。しかし勝つための戦ではありません。時間稼ぎです。
そう考えれば、この主人公の男は根性が座っています。
テーマは「防御」
そして逃げ場は無い。
負けるのは覚悟の上。
しかもこの殿は自分1人で背負うようです。ここから「ワンド10」に繋がることになります。打つ手はありません。とにかく守りに徹するのみ。
私の「ワンド9」の連想です。
困難 延滞 中止 試練 隠れた敵
●自分を守る必要がある
●まもなく自分の犠牲で完全な勝利
●隠された大きな力 天の声を待つ
★傷を負う★追い詰められた状態★最後の力を振り絞っての抵抗
★やれることをやり尽くした状態★やるだけやって結果を待つ
★もう手が無い★頑迷になる★動きのない奮戦★妥協しない
☆行きすぎ、やり過ぎた状態☆危険な状態☆敵が敗北する可能性は少ない
☆覚悟☆背水の陣=逃げ場は無い☆根性はある☆疲労困憊☆最後の力の一絞り☆1人では限界
「ワンド8」ではGoodNewsでしたが、それもすぐ決着が付くというメッセージでした。その後に「ワンド9」です。決着は敵側に勝利をもたらしたようですね。このように「ワンド」も全体を流すように観れば、1つの物語なのです。
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