タロットを本気で学びたい方は、是非、購読してみてください。私の32年(今年で32年目)のタロット歴の全てを惜しげも無く書いています。
タロットは意味を覚えてはいけない。
その理由の1つが、
○意味を覚えることで、1枚づつしか読めなくなる。でしたね。
タロット占いは、まず相談者の質問内容を聞きます。
そして質問内容を元に、各ポジションの定義を決めます。
ポジションの定義は重要事項なので、ちゃんと質問とリンクしていなければなりません。
シャッフル・カットをし、自分が決めたスプレッドの枚数をドローします。
そしてまず全体を観るのです。
仮に「カップ」が一枚も出ていなければ、問題は「感情」「愛情」な
どの心の中にあると判断できます。
そして各カードを読んでいきますが、1枚目から読む必用は全くありません。結論から読んでも良いのです。
ただし、1枚に固執すると、やがて整合性が取れなくなってきます。
近い将来に「塔」が出た。結論には「太陽」が出た。
矛盾したカードが出てきたとき、困ります。
念のために言っておきますが、タロットをドローした時点でどんなカードが出てもそれは必然です。
さらに、カードは上下左右に隣接したカードの影響を受けます。
コンビネーションリーディングと言いますが、単純に1枚では読めないのです。
そして何より、タロット占いが、単純作業になりはててしまいます。端にタロットの意味を当てはめるだけですから。
タロットは思考の占術です。考えずに読めるわけがありません。それはカバラの思想体系が盛りこまれていること。同時に相談者の潜在意識を反映していることからも、1枚づつ読むことは何も考えないのと同義なのです。
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