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「エース」のカードは小アルカナの中でも最高の力があります。
タロットカード占いでのリーディングでは、
まず「大アルカナ」カードを重視します。
人物に関する占い・・恋愛や仕事の人間関係・・が多いので、
コートカードも重要ですが、このエースは別格です。
「エース」のカードは共通して「事の始まり」を示します。
良いことも悪いことも、これからスタート・・
もしくは始まったばかりという意味合いがあります。
４枚のスートにはそれぞれ占星学の根源的な要素「火」「風」「水」「地」の属性を含んでいます。
ワンドのスートは「火」の属性があります。
冒険やビジネス、成功などのイメージです。
占星術ではこの「火」の属性に牡羊座・獅子座・射手座などがあります。
スピードやパワーを根源としている属性です。
コツはワンドの属性を分解して考えるのです。
「ワンド」は「火」と「樹の棒」です。
「火」を連想してみましょう。
熱い・明るい・ものを作る・料理・付きにくく消しにくい・
文明の最初・掴めない・やけど ・怒り・情熱・浄化・太陽のフレア・
明日のジョー・やる気・噴火・全てを溶かす・分子の急速な運動・赤道地帯・
赤い・侵略すること火の如し・消防署・闘志・化合のエネルギー・真空状態では付かない・
勇気・蒸発・天使・フェニックス・ドラゴン・体内の燃焼＝油・蒸気機関車・・・・
とこのぐらいは出でしょう。
では「樹の棒」の連想は、
叩く・生きている・支える・鍵・指し示す（指揮棒）・柱・火と組み合わさると、松明にもなれば、山火事にもなる・
チャンバラ・剣道の稽古・警察官・杖・薪・スポーツの道具・拷問・罰・
材料・杭・人類の最初の道具・闘争心・槍・防御柵・囲い・・・
とこのぐらいは出ますね。
すなわち、「ワンド」には、上記の連想が何かしら盛りこまれているということなのです。
どの連想が強く出かは別として、「ワンド」には「火」と「樹の棒」の連想の組み合わせで、全て読む事ができます。
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