Twitterブログパーツ
私のメルマガはタロットを学ぶためのメルマガです。タロット歴32年。のべ10000人以上を鑑定したノウハウを全て公開しています。またメルマガ読者様限定のキャンペーンやイベントもあります。ご興味があればご購読してみてください。
ついにタロット「愚者」は、太陽という目標に到達しました。
これで彼の旅は、いちおう終わりです。
ではなぜ「審判」「世界」があるか?
これは愚者1人の幸せ・成功は、本物では無いと気が付いたからです。皆が幸せにならなければ、本当の意味での幸せではありません。
さてタロット「太陽」を観てみましょう。
マルセイユ版とウェイト版ではかなりの違いがあります。しかし本質は同じです。
タロット「太陽」には、燦然と輝くまばゆい太陽が描かれています。
向日葵は太陽の化身。しかも4本咲いています。これは4大元素が花開いているわけですね。
主人公は幼子です。裸ですから魂そのものです。純粋無垢で汚れをまったく持っていない、まさに神が願う人間です。エデンの園で誘惑される前のアダムとイブのように。
頭には向日葵の冠を被っています。4大元素すら彼を守りたいのです。
彼の周囲には壁があります。これは「守っている」と解釈できます。しかし、こんな平和な世界で何から守るのでしょう。
守るのは「純粋無垢」な心ではないでしょうか?以前、誘惑とは言え、神を裏切った人間ですから。
白馬は幸運の印。
赤い旗は勝利・到達の宣言です。
これほどラッキーなカードは無いと思うでしょう。
私も最初はそう思っていました。
しかし、輝く太陽の中で、影が一つもありません。
なぜでしょう?
考えてみて下さい。
ヒントは「影」とは何を顕すのか?
「影」が無いということは、どういう事なのか?
を自問自答することです。 答えは複数あります。どれも正しいと言えます。その回答のどれを選択するかは、相談内容と隣接カードを鑑みなければなりません。
コメント