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タロッティストとは「タロットを自在に読みこなす事ができる人」のことです。
タロットには幾つかのツールとして使えることを述べてきました。
○他人と貴方のコミュニケーションツール
○貴方の人生のテーマを潜在意識から発見するツール
これらは、現実的なタロットの使い方を示していますが、
さらにスピリチュアルなタロットの存在価値もあるのです。
タロットを学ぶことによって、何が得られるか？
前述しましたが、「自分の人生の導き」のツールでもあります。
さらに言えば、過去世・現世・未来世を読むこともできます。
ここで重要なのは「過去世」です。
昔の貴方は、何度か別の生物にも輪廻転生したはずです。
当然、人間だった時もあるわけです。
その人間だった時の過去世では、何を人生の目的としていたのでしょうか？
この過去世を知る意義は何か？
仮に現在、夫の関係に悩んでいる。喧嘩している状態がいつも続いている。
これは過去世で夫を蔑ろにして、傲慢に自分勝手に生きたための反省・気が付きのために現世がこのような状態である可能性が高いです。
すなわち、現世の貴方は過去世を引きずっているのです。
過去世で「できなかった事」「悪業」「善業」「中途半端に終わった事」
これらを、再体験させることで、人間として成長させるために現世があるのです。
過去世を占うには、やはり大アルカナを使います。
その前に、宇宙のコア（核）と一体になるアフォアメーションワークが必用です。
自分のハイヤーセルフ（魂）と宇宙との繋がりです。
方法はたくさんありますが、チャクラを使用する方法を教えましょう。
目は閉じたほうがやりやすいですね。
まずはルートチャクラ（尾てい骨と下腹部）をイメージします。
尾てい骨は「赤い色」ただし、明るくて情熱的な赤でなければ駄目です。
その赤いイメージが、上に上がって下腹部（性器のあたり）でオレンジ色に変化します。
そのオレンジ色が背骨をぐるぐるとらせん状に登って行き、太陽神経叢（みぞおち）にまで上がります。
そこでは色は明るく楽しい黄色を思い浮かべるのです。
さらに登り、ハートチャクラ（心臓）です。この色は「緑」
大自然をイメージしてください。
次にのどの部分。スロートチャクラです。色は「ブルー」
海の青が一番イメージとして良いでしょう。
そして眉間。サードアイチャクラ。色は「インディゴ（紺色）」です。
さらに上昇して頭の頂点。クラウンチャクラ。色は神聖なる「紫」です。
最後に後頭部を取り囲むようにゲートウェイチャクラに到着します。
色は虹色。
この虹色が、のどを通じて身体全体に行き渡るイメージをします。
そしてその色の輝きが、天空にまで拡大して、あるいは一本の線になって、
宇宙に伸びていきます。
宇宙の核としっかりと光で繋がったイメージを持って下さい。
その後に、目を閉じたままの状態で、シャッフル・テーブルシャッフル。カットをして、
目を瞑った状態で1枚引き抜くのです。
その時は、自分の過去世を教えて下さいと祈りましょう。
そしてドローした1枚が貴方の過去世です。
ここでは、
「何を望んでいたのか」
「何の業があったのか」
「何をやっていたのか」
「どんな使命があったのか」
「その使命は完成されたのか」
というように質問しながら、絵を解いていきます。
その答えが、貴方の現世に影響しているのです。
参考までに私の人生のテーマカードは「節制」でした。
次回、その読み方を披露しましょう。
このようにタロットは時間軸を超越して、
導きをもたらす最高のツールです。
占い師を目指さなくても、導きを得たいなら、
タロットは学ぶに値します。
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