最近。タロット占いを学びたい方が増えていますね。
あの独特の絵柄が、神秘的で美しいこと。そしてスピリチュアルな要素を持った絵柄が、占い好きの人たちに受けているのでしょう。
まず一言。
タロットは自由な占術。
次に二言目。
タロットは思考の占術。
元来は中世のフランスのマルセイユで、「マルセイユ版」が盛んに印刷されました。有名な印刷工房は「グリモー社」「カモワン社」ですね。「マルセイユタロット」は貴族や金持ちの「遊技用」カードだったんです。
つまり「意味」はない。「逆位置」もない。
そこに登場するのが・・・
アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite、1857年10月2日- 1942年5月19日)です。彼は「黄金の夜明け団」という秘密結社の幹部です。
「黄金の夜明け団」のあとに「薔薇十字団」、そして「フリーメーソン」と秘密結社が続いていきます。
ウェイトはマルセイユ版を大きく改造しました。
カバラの思想・数秘術・占星学などを取り入れ、まったく新しいタロットを監修しました。
絵を描いたのは画家のパメラ・コールマン・スミス。よって通称が「ウェイト・スミス版」と呼ばれていますね。
特徴は「正義」と「力」を入れ替えたこと。小アルカナを全て具体的な絵に書き換えた事です。ここから「占い」ツールとして研究され実占されていきます。
エリファス・レヴィ、クローリー、エッティラなどのオカルティストたちが、独自に「ウェイト・スミス版」に意味を付けていったわけ です。
あの心理学者ユングもタロットをカウンセリングに使いました。
彼曰く、絵の中のシンボルには「元型」「集団的無意識」が潜んでいると読みました。
タロットを習いたいけど難しいからと途中で挫折する人が80%も占めます。
なぜか?
「意味」を覚えようとするから。「逆位置」を意識しすぎるから。
だって元来は、意味も逆位置も無いんです。タロッティスト、すなわち貴方が絵の中の象徴に「焦点」を当てて、解読するんです。
私は1964年生まれ、札幌育ちです。北海道大学の修士課程で哲学を専攻し卒業後、東京の一部上場日曜品メーカーのマーケティング部に配属されました。15年マーケティングを実践してきたわけです。後半の10年はWEBマーケティングです。
その癖もあり、2007年、母が食道癌のため会社を退職し看病に専念します。
一人っ子ですし、父は他界。叔父叔母もいません。
何をすべきか?と考えたとき、「タロット」ビジネスを実施しようと決めました。最
初、競合調査から始めました。東京・横浜中心に68名のプロタロット占い師(30名は霊感タロット占い師でした)に、「同じ相談内容」「ケルト十字法」を指定して鑑定させました。
まともに読めたのは、たったの3名。しかもコンビネーションリーディングができたのはそのうちの1人です。
あまりにもレベルが低すぎる。そう想い、タロット講座を始めたわけです。
タロットは私のライフワークです。本物のタロッティストを育成するのが私のミッション(私はキリスト教徒なので使命をミッションと呼びます)です。
是非、一度「タロット講座大学」に訪れてください。
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