本日は衝撃なニュースから幕開けとなりました。
あの小室哲也氏が逮捕という報道です。一般紙からスポーツ新聞まで一面のトップで報じています。
一時は長者番付の常連として、そのリッチな生活ぶりが輝かしいものだった小室哲也氏はなぜ、逮捕にまで至ってしまったのでしょう。
大阪地検の任意同行及び逮捕理由は、「詐欺」容疑です。
小室哲也氏は約計８００の楽曲を作曲しており、その印税は年間数億円と言われております。
ただ、最近は金銭的な貧窮状態が続き、借金を重ねていたとのことです。自分の作曲した著作権を、ある投資家に１０億円で売却を持ちかけ、その前金として５億円を受領したのが直接の要因です。元々、全ての曲の著作権は小室氏のものではなく、この時点で詐欺行為にあたります。さらに前金の５億円を受領し、投資家から返還要求を受けてにもかかわらず、返金しなかったのも詐欺行為です。
なぜ、小室哲也氏はここまで経済的に追い詰められたのでしょうか？
最大の要因は、海外（韓国など）に音楽制作会社を立ち上げ、その負債による金額が７０億円んも上ったことでしょう。しかし、本当の理由はどのようなものだったのでしょう。
タロッティスト小町が、小室氏の逮捕に至った理由をタロットカードで聞いてみました。スプレッドは３オラクル（３枚引き）です。
過去のポジション 「吊るされた男 逆位置」
小室氏の最大の長所は発想の転換だったのでしょう。自分の音楽をビジネスとしての視点で捉えることが上手だったのかもしれません。８０年代からカラオケがブームになり、カラオケで皆で歌える・・踊れる・・サウンドをいち早く取り入れた発想の賜です。ただ、我慢強くなく、子供っぽい性格のようです。自分が打ち込める
もの
に邁進している時は好調ですが、それ以外のものに手を出すのは危険な相が出ています。
現在のポジション 「ペンタクルの８ 逆位置」
ペンタクル８は「努力」「コツコツとした仕事で成果を得る」カードです。
逆位置では、努力や精進を否定していたことがわかります。自分の得意とする音楽ではなく、違うところに視点や活動を置いています。またこの「ペンタクル８ 逆位置」は奢りも示します。成功体験が強烈なために、今の現状のギャップに信じられなかったのでしょう。現実逃避をしています。
最終カード「愚者 逆位置」
このカードは本当の理由は何か？を示しています。
「愚者 逆位置」は無計画性・無謀を暗示します。自分の行くべき道がわからない迷いも示しています。
あまりに子供っぽ過ぎたのではないかと思われます。それは音楽という活動にだけ集中していれば良かったのですが、リスクの高い投機・制作会社の経営に安易に動いてしまったことが原因です。元々が面倒くさがりのようですから、不動産投資などの長期的なキャッシュフローをもたらす投資が性に合っていたと思います。また、彼の周囲にそれを指摘する人がいなかったのも要因でしょう。
タロットの教えでは、自分の進むべき道・・一番得意なことから離れずにコツコツと仕事を続けることの大切さを啓示しています。特に芸術家肌の方には、最良のパートナーの存在も必要です。
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