「20」は「2+0=2」となり、「2」の数字の系列となります。
2に関する数字は「2」「11」「20」ですが、「2」と「11」は逆相で対立しています。
そしてこの3番目の「2」系列である「20」が、両者の対立を調停し新しい可能性を生み出すことになります。
「19」の太陽では「1」の系列なので、この太陽のカードから新しいスタートが始まったといえます。そして次の「審判」で何かしらの方向付けがあると考えられます。
振り返ってみますと「2」(女教皇)という数字は過去の資産・経験・知識に関係しており、「11」(力)は未来に向けての発展を表していました。
時間の向きが逆相しているわけです。この過去への流れと未来への流れが、「20」の審判で帳消しになっていきます。
人間は習慣的にかなりの固定的(絶対的)な時間意識を持っています。
時間は確かに過去から未来へと流れているのですが、
これはあくまで物質的な時間の流れで、
意識の内面の流れではありません。
意識の時間の流れは、固定されたものではなく、
過去に戻って反省したり、未来を描いたりとかなり相対的な流れと言えます。
また肉体的な年齢は17歳と若くても精神的には成熟している人もいれば、
逆に60歳でも幼稚な精神の人もいます。
このように考えると「20」審判というカードは、
「2」という過去への意識の流れと未来への流れを中和して、
時間そのものの意識が無くなるような特徴があるかもしれません。
絶対的な時間意識から解放された時、
過去・未来、物質・感情、肉体・精神などの自己が同一化されて、
本来の自分を客観的に捉えることができるのだと思います。
言い換えれば、経験を積み重ねてきた自分の歴史という環境に振り回されること無く解放されて、
自分の時間を自由に生きることができるようになったことを示すカードといえます。
棺桶は肉体の暗示。つまり肉体からの離脱です。
神の下では全ての人類は平等ですから、善なるものは必ず救われます。これは黙示録ですね。
7番目の天使が最後のラッパを吹いた瞬間の絵です。
ラッパは天からの響き、啓示そのもの。
十字は赤と白ですから、ここでも男女の完全なる統合が暗示されます。
すなわち、男も女も神の下では、関係無いんです。
ウェイト版タロットもマルセイユ版タロットも基本的には、「審判」は復活を示唆します。
ただし「死神」の復活・再生とは異なりますね。
「死神」はあくまでもリセットした後での再生。
「審判」はリセットではありません。現時点で、自己発見できた時、自分の人生が分かった時、この時点で復活・再生と考えます。仏教で言う「悟りの境地」に達したとほぼ同義でしょう。
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