12番目のカードは「吊るされた人」です。殉教者、刑死人とも云います。関連するカラーはダークバイオレット。パワーストーンはマラカイトです。星座では「うお座」に対応します。ヘブライ文字では「ラメド」です。
正位置の意味
1.身動きが取れない、どうしようも無い状態。困難とか束縛、逮捕・拘束を暗示します。入院や不自由になることもイメージできるでしょう。
2.服従。事故を抑える。忍耐。ひたすら時を待つ。苦労する暗示。
3.厳しい状況。ハードトレーニング
4.実行。達成。
5.自己犠牲。自己を捨てて助かる道を求める。最悪の状況の中で脱出方法を考える。
1.困難な状況から抜け出す。希望の光が見える。苦労の心配がない。
2.解放される。最悪の事態は去る。苦しい状況でも心は救われる。こだわりを捨てる。ぐちや弱音を吐かない。
3.役に立たない犠牲
4.最小の損失で済む。小さな被害で済む。欲張らないのが好結果を生む。余計な事は捨てる。
「吊るされた人」はまさしく2本の木の間に足を縄で結ばれ、逆さ吊りになっています。足は右足だけが結ばれ、左足は右足に交差することで、数字の4を表しています。「4」は4大元素の「火=剣」「水=聖杯」「風=ワンド」「土=金貨(ペンタクル)」を象徴しています。
まさしく図柄に表現された如く「不自由」な状況を表します。その意味から拘束・束縛の意味に派生します。拘束・束縛はこれからご説明する「悪魔」のカードと類似していますが、「悪魔」はどちらかと言うと精神的な束縛で、他人によって自由が利かないことを意味し、この「吊るされた人」は周囲の状況そのものが束縛された状態であることを表わします。
「殉教者」という言葉で何かイメージできませんか?
そうです。イエス・キリストですね。実際にタロットの「吊された男」には黄色(黄金色)の後光が射しています。後光が射すのは神または天使ですよね。
「吊された男」は自ら進んで、吊されているんです。イニシエーションとも解釈できますね。成人になるための儀式はアフリカや中国など各地で行われています。
現実に彼の顔は苦痛で歪んでいません。むしり平然と吊されることを受け入れているわけです。
解釈としては、「積極的に待つ」とも考えられるでしょう。
鬱々ぜずに、自らの精神を高めながら待つことです。
「吊された男」は決して悪い象徴ではないんです。
ただ動きが無い・・・動けない・・・ことは確かですが。
■タロッティスト小町のメルマガ■
当たるタロットを目指す方を応援するために、このメルマガを書きました。
<このメルマガに登録するメリット>
現在、「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」を19800円で販売しています。
無料でテキストの一部をご覧いただけますから、よろしければ下記のリンクにアクセスしてみてください。
この19800円の通常価格を、13800円で購入する秘密の方法を、メルマガ読者のみに公開します。
またこの「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」だけでなく、全くの初心者用の基礎編や、中級者以上の「コンビネーションろリーディング編」のテキスト講座も続々、発売していく予定です。お得なキャンペーン・セールは、メルマガ読者しか恩恵を受けられません。
100名の読者が集まったら、メールセミナーも開催しようと思います。
メールセミナーは広く質問を公開して、読者さんの共有を図るためです。
もちろん個人情報は一切、匿名扱いです。
またこの「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」だけでなく、
全くの初心者用の基礎編や、
中級者以上の「コンビネーションリーディング編」のテキスト講座も続々、発売していく予定です。
お得なキャンペーン・セールは、メルマガ読者しか恩恵を受けられません。
ご興味のある方は登録して読んでください。
下手な書籍より、参考になりますよ!
もちろん、面白くない!まったくためにならない!と思ったら、即座に解除してください。
解除もワンクリックで終了です。
リスクはまったくゼロですから、気軽に呼んでもらえるとうれしいな。
コメント