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タロット大アルカナで、一般に一番不吉なイメージがあるのが、「死神」でしょう。しかしタロットには「吉・凶」はありません。全て導きです。よって死神も導きを啓示しているのです。
タロットの死神は、「マルセイユタロット」「ウェイトスミスタロット」では大きく違います。
「マルセイユタロット」の死神は、鎌が鍬のように見えます。畑には、首や手足が無造作に置いてあります。首は王と后ですね。すなわち「死」は「種」なんです。「種」を畑に植えて、新しい生命が誕生する。それがマルセイユタロットの本質です。
しかし「ウェイトスミスタロット」もそのメッセージはちゃんとあります。
「ウェイト・スミス」タロットの死神は、マルセイユタロットよりも多くの象徴が描かれています。
これから「ウェイト・スミス版」についてリーディングしてみましょう。
あくまでも私の連想です。
タロット死神は、生きている人間も描かれています。法王・力の女神・幼子です。死人もいます。何か落ちています。
これは、たとえ法王だろうと、女、幼子だろうと死は必ず訪れる公平なものであることの示唆です。落ちているものは杖。タロットで杖を持っていたのは隠者。すなわち、隠者は死にもう土の中に埋められてのです。
遠方には二本の柱と、太陽が見えます。
この二本の柱は、今後、良く出てきます。太陽への道の扉(入り口)ですね。そしてこの太陽は二種類の考え方があります。1つは沈みゆく太陽。これは命の灯火が消える暗示。昇りゆく太陽。死から生への復活の暗示です。どちらも正しいといえます。選択は、相談内容や隣接するカードで変わるでしょう。
タロット死神は、白馬に乗っています。しかし、この白馬の目は赤い。つまり、この世の馬では無く、死神世界の馬です。よって、白馬が踏みつけている者は死者。畑に種をまくと同じ象徴ですね。
タロット死神は、黒い旗を持っています。掲げていると言ったほうが正確でしょう。旗には白百合を上から見た図が書かれています。白百合は聖母マリアのシンボル、つまり母親、母は子を産む。この旗は生命の誕生を示しているのです。
死神が生命の旗を持っていることから、死と生は同一であり、コインの裏表です。死があるから生が誕生し、生命があるから死もあるのです。
当然、死神は「死」を示唆します。「死」は停止・リセット・動かないことの暗示です。
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