タロットは全般的に「5」番はネガティブな要素が強いカードが多いです。
ワンド・カップ・ソード・ペンタクル然りですね。
カップは感情・心の起伏を示すカードです。
タロット小アルカナ「5」番をよくよく観てみましょう。
遠方にお城が描かれていますが、このお城が描かれている人物(今後、主人公と呼称)が行く目的地です。
河が流れていますね。
しかしちゃんと石の橋が架けられています。
よって、彼が行こうと思えば、なんの障害も無く到達できるはずです。
しかし、彼は「橋」にまったく気が付いて居ません。
なぜか?
倒して溢れたカップだけを見つめ、後悔の念に心が執着しているからです。
後部の未だ倒れていないカップにも気が付いて居ません。
このカップは彼の気づいてきた「人間関係」「心の財産」「信頼・信用」などです。
目隠しをされていなくても、過去にとらわれていると、
目が見えないと同じことです。
周囲の状況を客観的に、平常心で把握できないからです。
「黒服(マント)」は、闇の側に入っていることがわかります。
項垂れた頭は、自分で自分の未来を潰しているのです。
過去に戻ることは、人間である以上、不可能です。
やり直しはききません。
それなのに「過去に執着」すれば、
今、この瞬間を生きる。人生を歩むことはままならないでしょう。
倒れたカップしか観ていない(観ることができない)ことから、
「視野が狭い」とも解釈ができます。
人間は生まれながらにして、「自由意志」を持っています。
外の環境が仮に雨でも、
「濡れて嫌だな」と思う人間も居れば、
「虹が見えて嬉しいな」と考える人間がいるのです。
全ては本人次第です。
しかし全体の80%はネガティブに考えます。
だから人生を全うに幸せに歩けないのです。
「カップ5」を自分なりに連想してみました。
部分的な損失 後悔 心配 不完全な成功 愛の無い結婚
●対人関係や恋愛での損失、何かを台無しにしてしまう暗示
●残された希望・チャンスに気がつかない
◆裏切られている★願いが叶わない★失望・落胆する★期待が外れる★残念な結果
★厳しい現実★少ない成果★一部損失★僅かだが可能性は残されている
★夢を別なものに置き換える★遺産・遺言、伝達★苦痛を伴う結婚
☆ネガティブ思考☆過去の執着・後悔で周囲がわからない☆捨てる神あらば拾う神あり
☆過去の失敗から前向きに考えられない☆視野が狭い☆焦点はあくまでも失敗
☆余裕が無い☆追い詰められている=精神疾患の可能性
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