タロットは小アルカナであろうと、一連の物語になっています。「カップ」も同様です。
タロットの「カップ」のスートは比較的好意的なカードが多いのが特徴ですが、中にはネガティブなものもあります。
当然ですが、人間は「いつも楽しい」「いつも喜びに満ちあふれている」ことはありません。喜怒哀楽があります。特にこの喜怒哀楽は、一個人の感情の種類ですから、悲しい時も怒りの時もあるのが一般的です。
「怒」「哀」を制御できるのは、相当に人間としての徳目を身に付けた者でしょう。言い方を仏教的にいえば、「悟り」を開眼した人です。
タロット「カップ3」までは比較的ポジティブでした。特に「2」「3」は人と人とのコミュニケートの重要性をメッセージ しています。しかし、人間は例え親子であろうと、人生は別物です。
タロット「カップ4」は多くの視点で読むことができます。
○孤独
いつも周囲に友人や恋人がいれば、楽しいでしょう。幸福を感じるでしょう。 しかし、人生はそんなに上手くはいきません。落ち込んだり、たった独りになった気分もあるのが普通です。逆に言えば、人生を歩む高見に昇るには、孤独は必須の体験です。孤独を経験するから、内省できるのですから。
○休息
木陰で主人公は休んでいるようにも見えるでしょう。休息は「ソード4」も同じですが、ソードの場合は完全なる休息。カップ4は一時的に心身を休めるイメージです。ちょっと一息。という感じでしょう。同時に「飽きた」とも読めます。飽きたから、一休みしようというニュアンスですね。
○チャンスに気が付かない
折角、主人公の目の前に「神の右手がカップ」を差し出しているのに、彼は気が付きません。もしかすると気が付いて居て無視しているのかもしれません。この「カップ」を受け取れば、さらなる人生の高見に行くことができます。でも彼は無視です。そして、前方に並べられた3個のカップを漫然と眺めています。自分の現時点での感情ですね。
○準備
神の差し出したカップを取らないのは、未だ準備が整っていないかもしれません。しかし、準備が整うまで行動しないのは愚かです。ビジネスも恋愛も、準備が整ったら、実践するのは遅すぎるからです。一般に失敗する80%の人間は、準備ができていない、と言い訳をします。そして、何もせずただ死んでいくのです。
「カップ4」を私なりに連想してみました。
倦怠・不快 惰性 退屈 飽き飽きする 変化の無い期間 嫌悪 のけ者にされるい 幻滅する 閉ざした心
●ゆったりと休み自分のライフスタイル・仕事を見つめなおす必要がある
★喜べない、不満足
★何が喜びなのか何を求めているのかわからない
★現状より良い状態を望む
★満たされているが幸福感がない
★穏やかな状態、親しい間柄に飽きてくる
★新鮮味がない
★感受性の鈍化、麻痺
★倦怠・飽き・惰性
★マンネリ傾向
☆自分の世界に籠る
☆動きが無い
☆心を閉ざしている
「カップ4」は、極端に読めば精神病を示唆します。特に自閉症です。自分の殻に入ったままなら、楽ですから。
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