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タロット大アルカナの3惑星の真ん中が「月(Moon)」です。タロット「月」も観るべき象徴の多いカードですね。
ここで不思議なのは、「星」で太陽に近づいたタロット愚者が、なぜ「月」を経験しなければならないのか?です。
タロット「月」の主人公は「ザリガニ」。
ザリガニ・蟹・蝦など水辺の甲殻類は、「月」を示します。
逆にスカラベ・かぶと虫・クワガタ等の陸地の甲殻類は「太陽」を示します。
ザリガニは未だ、水辺から出ていません。すなわち陸地に何があるのかわからないわけです。
くねった道は太陽に続いています。死神で出てきた日本の塔もありますね。しかしまだ遠い様に感じます。これは実際に遠いのではなく、ザリガニの恐怖心が遠くに感じさせているのです。くねった道もそうです。ザリガニがまだまだ困難な道のりと思っているから、それが反映されているに過ぎません。
道には「オオカミ」「山犬」がいます。
そのまま、知らずに陸地に上がれば、食べられる(殺される)危険性があります。でもザリガニにはまだ見えません。
水は「潜在意識」。陸地は「現実」。
潜在意識の恐怖に打ち勝ち、現実的な行動を実行する。しなければならない。でなければ太陽に到達しないからです。
ザリガニは「見えない」・・だから怖い。恐怖心が行動力を妨げています。ということは、「知れば」怖くなんか無いとも言えます。「オオカミ」「山犬」は、見えない未来への恐怖心の具現化です。
月と太陽は一緒に描かれています。
陰陽説に近いですね。暗があるから明があり、明があるから暗がある。
精神的な立場で考えれば、色即是空。空即是色です。
「オオカミ」「山犬」という存在から、自分までも無とする。感覚は認識の決定的な要素では無いからです。無であることを学び、もう一度、自分の世界を観てみる。そこには色(現時的なもの)があり、その見え方は、最初よりも新鮮であること、生かされていることに気が付きます。
また「見えない」「分からない」は、ミステリアスとも言います。ミステリアスな魅力とも連想できるわけです。
有言は銀。無言は金。です。
このようにタロット「月」は、すごく哲学的なんです。
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