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タロットは意味を覚えてはいけない。ではどうタロットを読むか?
「絵」の全体の印象や象徴を観て、感想から連想に発展させるのです。
ではタロット第一番目のカード「愚者」を再考してみましょう。
マルセイユ版はその後小アルカナはトランプに変身しました。しかし大アルカナで唯一トランプになったのは「愚者」です。ジョーカーになったのです。トランプではジョーカーは何でも使えますね。すなわち、どこへでも行くことができるわけです。
タロット「愚者」も同様です。どこへでも行けます。だから「愚者の旅」という考え方があるのです。
タロットの愚者をよく観察しましょう。
何か不思議なところがありますか?
なぜタロット78枚の中で「愚者だけが0番なのだろう?」
なぜ、タロットの中で「愚者だけが太陽が白いのだろう?」
タロット「愚者」 は本当に崖に立っているのだろうか?
このようにタロットカードを見た時、自問自答することは、タロットリーディングでは非常に重要事項です。
タロット「愚者」を俯瞰して眺めたとき、どんな感想がわき起こりますか?
明るい・希望に満ちている・前向き・行動的・・・
あまりネガティブな感想は出てこないはずです。この印象が愚者全体のテーマになります。
そして具体的に部分にフォーカスするのです。
太陽が白いのは、太陽が透明である暗示。タロットでは愚者以外、太陽は皆、黄色で描かれます。
太陽が目標と考えれば、目標が透明。すなわち目標が無いことです。
上を見上げているのは、冒険に対する前向きな構え。しかし逆に足下を見ないことで、現実的では無い。
崖だと思い込んでいる人が多いでしょうが、本当に崖かはわかりません。なぜなら、崖の先は描かれていません。ひょっとすると、すぐ地面かもしれないんです。
だとすれば、犬の解釈が180度変わってきます。
崖ならば、リスクに対する危険信号を発している。崖で無いならば、速く冒険の旅に出かけようと応援していると連想できます。どちらも間違いではありません。時と場合によって、または隣接刷るカードやポジションによって、崖か否かが決まります。
「0」という数字は「無」です。何が無か?計画性が無。世間が無。無知そのものですね。
「0」を別の見方で観ましょう。卵のカタチに似ていませんか?卵だとすれば、まだ生まれていない。生まれる準備段階にあるということです。無知なのは当然ですね。
と他にも幾つも観るべき象徴があります。
その象徴にフォーカスし、どう感じたか?そしてその感じたものを連想する。これがタロットリーディングです。
別に全ての象徴を観る必用もありません。観てもいいし、観なくても構わないんです。
それは相談内容やポジション定義・コンビネーションによって変わるからです。
エジプシャンタロットデッキは、愚者が「0」では無く、「22」となっています。
この理由は明確ではありませんが、エジプト時代には「0」は発見されていなかったからだという一説があります。仮に「22」ならば、ゲマトリアで「2+2=4」となり、皇帝とダブります。皇帝はは愚かではありませんが、冒険・勇気・行動という側面では愚者と類似性があります。
思い込まないこと。
視点(フォーカス)する部分を連想すること。
大事です。
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