タロットは何も「占い」だけのツールではありません。
ユングでさえ、カウンセリングにタロットを使いました。
タロット が占いツールになったのは、中世マルセイユ版をジプシーが占いとして使ったことに端を発します。
その後、19世紀前半に黄金の夜明け団の幹部であるアーサー・E・ウェイトが、パメラ・C・スミスに、カバラの思想体系を盛りこみ、
大幅に絵柄を変更しました。ここから「占い」ツールとして定着します。
タロッティストとは「タロットを自在に読みこなす事ができる人」のことです。
ではタロティストは「占い」だけ実践していればいいのでしょうか?
確かに「占い」をする行為は、否定しません
タロティストの存在価値です。
タロッティストは他者を救う手助けをする役割があると述べました。
タロットは複数枚出しても、必ず、相談者の潜在意識が反映されることも書きました。。
次に考えるべきタロティストの在り方は、「人と人」を結びつけることです。
すなわち「占い」のツールとしてではなく、コミュニケーションのツールとして使うのです。
私は老人ホームであるワークをしました。
食堂に30人集まって貰い、
タロット78枚は表向きにして、広げて並べています。
「好きなカード・気になるカード」を1枚だけ取って下さい。と言うと、
各々のお年寄り達は、自分のカードを選びました。
次に「取ったカードを頭の上の上げて皆に見えるようにしてください」と言いました。
Aさんから順番に、取ったカードの感想を残りの29目名に言った貰ったのです。
あくまでも「タロット」の絵柄の感想です。
しかし潜在的には、Aさん自身の感想を言っているのです。
それを最後に告げました。
Aさんの立場で考えれば・・・
「Bさんって以外とポジティブ思考なのね!」
「Cさんは慎重に言葉を選ぶナイーブな人なのね」
という新しい発見があったのです。
抜き取ったカードは理性で取ったつもりかもしれませんが、実際は「潜在意識」が取っています。
このワークで本当の皆の性格や性質がわかったのです。
現にこのワークがきっかけで、1組の方が結婚なさいました。
タロットは「カバラ」の思想であり、ユングの元型でもあります。
占いとしてではなく、コミュニケーションツールとしても使えることを知って欲しいのです。
タロットをもっと自由に使いましょう。
限定しない。タロットは無限です。それは全てはタロッティスト次第。
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