タロット78枚の中で、56枚が小アルカナですね。
「Minor Alcana」です。
その中で16枚はコートカードと言って、「ペイジ」「ナイト」「クイーン」「キング」という構成になっています。各4つのスートにありますから、コートカードは合計16枚ですね。
※タロットデッキ(78枚のカードの組をデッキと言います)の中には、「プリンセス(御姫様)」「プリンス(王子)」「クイーン(女王)」「ナイト(騎士)」になっているものもあります。
今回はタロット小アルカナ「5」番についてです。
数秘術では「5」は、
問題を扱うための私たちの能力の中でさらに進んだ「試練」を表します。
それが表わすのは困難に対処することで、
計画を台無しにされるような変化などに対する咄嗟の対処です。
焦りますね。ざわざわしたイメージです。
「5」はタロット小アルカナでは中間地点となります。
またタロットの大アルカナでは「5」は法王ですね。また「14」の節制も当てはまります。数秘術では「14」は「1+4」ですから「5」で数えるからです。
法王と節制の共通点は、どちらも動かないことですね。また偏りがありません。
では小アルカナの「5」はどうでしょう。
「ワンド5」は喧嘩のカードって呼ばれています。
ただ大人の喧嘩じゃありません。子供がチャンバラごっこしてるんです。競争やゲームも暗示します。
でも自分が一番強いんだ!と言いたいがためのチャンバラごっこですね。
その視点から観れば、自己本位です。どんぐりの背比べに似ています。その点、偏りが無いという法王や節制の意図を受け継いでいますね。たとえチャンバラごっこであろうと、勝者と敗者は分かれます。敗者の立場に立てば、計画が台無しになっていると言えるでしょう。
「ソード5」はどうでしょうか?
何かすごっくずるいカードですよね。これもあからさまに勝者と敗者が分かれています。
にやついて「してやったり!」という勝者。負けて海のほうへ、剣を捨て置いて背中を見せる敗者。明暗がはっきりと出ています。
もう勝敗が決しているので、「動かない」という点では節制・法王と一緒です。
「ペンタクル5」は暗いですね。
これも明暗がはっきりしています。貧しいか豊かかですね。
寒い雪の降る中、薄着の女性に、足の不自由な男。
それに対して、ステンドグラスの中の家は裕福そうです。
ステンドグラスは、5個のペンタクルがセフィロトの樹のカタチになっていますね。
貧しい側に立てば、試練なのでしょう。これからいかに生きていくか?考えどころです。
「カップ5」も「カップ」にしては非常にネガティブです。
男は倒れたカップにしか視線を向けていません。
後ろに希望があるのに。彼の帰る家を繋ぐ橋があるのに。
過去の後悔に縛られています。
とこのように観ていけば、タロットの小アルカナ「5」が勝敗の明暗を映し出しています。
今、戦っている最中なのか、終わった後なのかの違いです。
勝利者と敗者が全体のバランスを取っています。
この世に全てが勝者。全てが敗者なんてあり得ませんから。
タロット小アルカナの「5」の読み方が少しわかった気がしませんか?
■タロッティスト小町のメルマガ■
当たるタロットを目指す方を応援するために、このメルマガを書きました。
<このメルマガに登録するメリット>
現在、「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」を19800円で販売しています。
無料でテキストの一部をご覧いただけますから、よろしければ下記のリンクにアクセスしてみてください。
この19800円の通常価格を、13800円で購入する秘密の方法を、メルマガ読者のみに公開します。
またこの「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」だけでなく、全くの初心者用の基礎編や、中級者以上の「コンビネーションろリーディング編」のテキスト講座も続々、発売していく予定です。お得なキャンペーン・セールは、メルマガ読者しか恩恵を受けられません。
100名の読者が集まったら、メールセミナーも開催しようと思います。
メールセミナーは広く質問を公開して、読者さんの共有を図るためです。
もちろん個人情報は一切、匿名扱いです。
またこの「プロ占い師が明かすタロット占いの極意」だけでなく、
全くの初心者用の基礎編や、
中級者以上の「コンビネーションリーディング編」のテキスト講座も続々、発売していく予定です。
お得なキャンペーン・セールは、メルマガ読者しか恩恵を受けられません。
ご興味のある方は登録して読んでください。
下手な書籍より、参考になりますよ!
もちろん、面白くない!まったくためにならない!と思ったら、即座に解除してください。
解除もワンクリックで終了です。
リスクはまったくゼロですから、気軽に呼んでもらえるとうれしいな。