＜質問＞
タロット独習に「タロットジャーナリング」というのがあると聞きましたが、具体的にはどのようにしたらよいのでしょうか？
＜小町の回答＞
タロットカードを学ぶには、カードの意味をことさら覚えるのではなく、カードの絵柄の象徴（シンボル）を読み解く訓練が大切です。
タロットカード・ジャーナリングというのは、タロットを実占したときのことを記録しておく作業です。タロット占いの日記のような感じです。
ジャーナルを書く場合は、決まった形式はありません。
ある意味、自由に書いていけばよいのです。
また毎日書かなければばらない、ということもありません。
自分で「これは！」と思った時に書くのが良いと思います。
参考までにこんな内容などはいかがでしょうか。
●カードの絵柄の中に何が見えるか？
●タロットカードが、自分の心の中にどのような感情を湧き起こらせたのか？
●カードを見て、何かストーリーが浮かんだか？そのストーリーを書いてみる。
このジャーナルは自分のリーディングやタロットの啓示を自由に書いていくので、しばらく時間を置いた後にその文章を見るとまた違った視点でのタロットの啓示を発見できます。
まずは１冊のノートを用意してください。
朝、起床したら、ジャーナリングを実施します。特に毎日は実践する必要はないのですが、ちょっとした記念日やきっかけのある日にすると良いでしょう。
例えば、見たいドラマがあって、そのドラマから何が得られるか？という簡単な事柄でも構いませんし、親しい人の誕生日に実践しても構いません。
最初のうちは、「ワンオラクル（一枚引き）」で実践します。大アルカナだけでも構いませんし、フルセットでももちろん構いません。
慣れてくると、３オラクル（3枚引き）で実施してください。
タロットジャーナルのコツは、意味に囚われることなく、カードの絵柄のイメージを思い浮かべ、それを記録することです。朝に記録したら、寝る前に実際に何が起こったのかを確認してみてください。すると、タロットの啓示
に思い当たる節が出てくるので、よりイメージ力も向上します。
３オラクルの場合は、ストーリング（物語を作る）するようにイメージしてください。最初に引いたカードを「過去」、二枚目を「現在」、三枚目を「未来」などの時系列に考えても良いですし、最初の1枚を結論、2、３枚目をアドバイスカードとしても構いません。
大切なのは絵柄をよく見ること。その絵柄の象徴を良く見ること。特に気になるポイントを記録して、自分の心の動きに着目することです。
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