22枚の大アルカナカードは、1から21までの数字と愚者のみが「ゼロ」を当てはめて構成されています。
「ゼロ」の本来の意味は、「無」ですから、愚者は「愚か者」「気違い男」「道化師」「バカ者」というイメージで見ることができます。
尚、タロットデッキによっては「愚者」が22番となっているものもあります。エジプシャンタロットデッキがいい例ですね。
本来は知恵のある者が被る円錐型の帽子は、愚者ではひしゃげて割れています。そこからも知恵の無さ・・「無」を暗示しています。
「ゼロ」の数字の形は「楕円形」です。
この「楕円形」は手足がない状態・・これから生まれてくる卵のような状態を示します。
非常に原始的な意識領域を表しています。
まだ未完成のために「具体的な行動を行えない」状態です。
愚者も旅をしていますが、社会的には何も具体的な行動をしていません。
すなわち、未完成の状態です。
また愚者が持っている物は、鞄を吊るした竿を肩にかけています。
この鞄の中には、次に出てくる「魔術師」の道具・・ワンド・ソード・カップ・ペンタクルが入っていると言われています。
つまり、世界を構成するワンド・ソード・カップ・ペンタクル・・・火・風・水・土・・が、まだカバンの中に入ったままの状態で、封印されたままの状態となっています。
犬が愚者に吠えていて「警告」を発していますが、
「犬」は境界と外の関わり合いに際しての警告を意味しています。
愚者が外との関わり合いを持とうと旅立つ行為に、犬が警告を発しているのです。
その警告とは、より高い位置を目指して旅立とうとしてはいますが、
ひょっとするとより低いレベルにまで落ちてしまう危険性を示唆しています。
見方を変えれば、白い犬は応援しているとも読めますね。
リスク(危険)を恐れずに、飛び込んでいこう!と励ましているとも解釈できます。
一般に「白い犬」は忠犬です。悪意はまったくありません。
また主人のことを誠実に見守る象徴でもあります。
参考までに「黒い犬」は悪魔の象徴ですね。
映画『オーメン』では黒い犬から、ダミアン(獣という意味です)が生まれます。
「愚者」は上を見上げています。
でも目標たる太陽に気がついていません。
「太陽」はタロットは一般に黄色で描かれます。しかし「白」ですね。
目標が定まっていない、行き当たりばったりな無計画さがここでも象徴されています。
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