タロット大アルカナの「月」はとってもミステリアスなカードですよね。
「月」は一般的には、悪しきイメージがあります。
でも、「月」のカードは役割があって、あのような絵柄なんです。
月と太陽が同一に映っている夜空。
曲がりくねった遠い道のりが、池から遠くのほうへ伸びています。
池から這い出したザリガニは、オオカミと山犬の間を抜けて、不気味な塔の間にある道を行かねばならないんです。
太陽と同一に映っているのは、「陰」「陽」の強調です。
「月」の陰性を示しています。
現に、ザリガニは「月」の象徴ですよね。
カニなどの水辺の甲殻類は「月」を象徴します。
またスカラベなどの陸の甲殻類は「太陽」です。
オオカミも山犬も悪意、堕落、誘惑などの悪しきもの全般を示しています。
犬の場合・・
白い犬は忠実さを示しますが、山犬の場合は悪しきものを象徴しています。
映画「オーメン」では、ダミアン(元々、ダミアンという名前自体が獣)は、黒い山犬から生まれてきます。
とにかく、この暗く、曲がりくねった道を歩く自体が、「不安」「心配」ですよね。
「月」は「不安」や「心配」だけでなく、疑心暗鬼や疑念も示しますし、潜在的な見えないもの全般の漠然とした恐ろしさを表すんです。
「月」は不吉なカードというより、見えないもの(見えない将来)に対しての、自己の不安の投影のカードを読めるでしょうね。
見えないものは怖いのが心情です。
誰でも安心したいからです。
でも先が見えないからこそ、進む勇気を鼓舞させるためにタロットの「月」があるんです。
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